コチラのページではセッションの様子と
クライアントさんの変化の声を載せています。
①中学2年から4年間不登校で
2年間生理が来ていない摂食障害の高校生
① 中学2年から4年間不登校で摂食障害の高校生が
学校に通いバイトを始めるまでのお話
中学2年の時にイジメをきっかけに不登校になり、
4年間ほとんど外にも出ず友達とも遊んだりしていなかったため
サポートをさせていただきました。
まず体の状態は、
・身長155㎝で体重41㎏しかなく摂食障害だった
(サポートの2か月前は37㎏しかなかった)
・平熱は35℃台で貧血や低血糖、コレステロール値も低いこともあり
感覚過敏、不安症、感情の不安定もあった
・精神科に通い薬を飲んでいた
・甘い物をよく食べていたり、食事も毎日ほとんど同じものしか食べていなかった
最初に家族にやってもらったことは体温を上げること
体温が36.5℃以下では免疫力が低下したり
内臓も神経も正常に働けず体も思考もネガティブな状態になってしまいます。
なので最初にやってもらったことは
・体温を下げたり、ネガティブ思考につながる甘い物を減らす
・散歩やお風呂などで体温を上げる
それを2か月してもらっただけで、
それまでほとんど友達と遊ばなかったのが
自分から友達を誘ってよく遊びに行くようになりました。
サポートから4か月ほどした頃に初めてこの高校生と
おでかけセッションを行いました。
この高校生に「どこに行きたい?」と聞くと
料理や健康食に興味があったので「無添加食材を扱ってるお店に一緒に行きたい」
と答えてくれたので、一緒にショッピングに行きました。
私自身も食材や調味料に詳しいので色々教えてあげたり
彼女のも私の知らないことをたくさん教えてくれました。
セッションは3時間で3件お店を周りました。
お母さんとのセッションは食事や体温の話をした後に
「お母さん自身の幼少期」について話をしました。
そのお母さんは子供の頃
・妹さんがアトピーがひどくあまりお母さんにかまってもらえなかった
・やりたくない習い事や中学受験などをさせられた
・高校生の時にお母さんが病気になり、長女だったので家のことをやらないといけなかった
などが影響してお母さんに愛情をもらえなかったり
「ちゃんとしなきゃ」という思考の癖がついてしまいました。
セッションの中でそれを解きほぐしていくように
「お母さんは本当はどうしたいのか?」を
少しずつ見つけてもらいエネルギーを充電してもらいました。
高校生との次のおでかけセッションの希望を聞くと
「料理教室に行きたい」とのことだったので
「味噌づくり教室」を探して参加しました。
普段口数も少なく繊細・敏感なその高校生ですが
料理が好きということで料理教室では
他のお母さんともよく話したり
初対面の小学生たちにもやり方を教えながら一緒に作業をしていました。
その次のセッションでは「キャラ弁を作りたい」とのことで
高校生の家族みんなと一緒にキャラ弁づくりをしました。
私は料理やお菓子作りをしますが、めちゃくちゃ不器用で
このを入れた海苔巻きも1個作るのに40分かかりましたが
この高校生は1個10分ほどで作ってました。
でもこの子はこれまでも家族以外との繋がりがないので
それが普通だと思っていました。
でもこうやって家族以外の人とやると
「自分って意外と凄いんだな」って気づけるんです。
その後は家庭訪問してお父さんをマッサージしながらお話を聞かせてもらったり
お母さんもエネルギー充電するために
友達とご飯に行ったり
子供たちがいるから我慢していけてなかった
海へ遊びに行ったり
いろんな角度からこの家族のサポートしていきました。
そしてサポートから半年後・・
高校生の体重は41㎏だったのが48㎏まで増え
2年ぶりに生理も来ました。
体調が良くなったことで精神科の薬も飲まなくなり
自分で通信制の高校を選んで入学できました。
それからさらに半年後には
急に塾やボランティアに行きたいとメッセージがあり
何でそう思ったのか聞いてみると
次のような返信がありました。
私はサポートの中で学校に行きなさいとも言わないし
自立を促すこともしていません
でもお母さんを元気にして
子供をいろんな世界に連れて行くと
自分を客観視できるようになったり
「自分はこうやって生きて行こう」と感じ取ってくれるんですよね。
その後は自分で申し込んでバイトも始めて好きなものを買ったり
美容にも興味を持つようになったり
どんどん外に出て人と関われるほどにアクティブになっていきました。